2018年9月7日・12日に『働き方改革推進セミナー』を開催いたしました。
セミナー概要
日時 :2018年 9月 7日(金)14:00~
9月12日(水)14:00~
会場 :グランフロント大阪 ナレッジキャピタル
主催 :CIOパートナーズ株式会社
講演内容
はじめに…
先日開催した当セミナーでは、皆様お忙しい中、多くの企業様にご参加をいただきました事、改めて御礼申し上げます。
また、当日のセミナー運営がスムーズにいく様、直前までの準備や当日の運営を全力サポートしていただいたスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
今回のセミナーは9月7日と12日の2日間とも同じ内容で、2部構成(+質疑応答)にて行われました。
第1部:働き方改革と生産性向上・業務の見直しの進め方
講演:吉田明弘(CIOパートナーズ代表取締役)
Keyword:
働き方改革推進サイクル
業務の無駄を検証する3つの視点
業務の見直しは、業務の制約をなくす事
現場の動機づけと評価システムに求められるもの
第2部:RPA導入のポイント(取組み事例の紹介を交えて)
講演:濱谷圭史(シニアコンサルタント/公認会計士)
Keyword:
野良ロボットを増殖させない事
RPA導入には"仕様書"が大切
RPAは自己判断できない「作業ロボ」に過ぎない
RPA導入の成功には事前準備(業務の見直し)が不可欠
アンケート結果のまとめ
(1)今回のセミナーで印象に残ったキーワード
1位 取組状況の評価は「加点主義」で…(減点主義にしない)
各現場の活動状況や労働時間などをモニタリングする際には…
2位 無駄とは…(業務の無駄を検証する着眼点と事例)
業務の見直し(仕事のやり方の見直し)では、無駄を無くす事、制約のない業務を増やす事が重要
3位 重複業務の削減
無駄をなくすために一番最初に検証する着眼点。全社横断での検証が欠かせない。
- 働き方改革推進サイクル
弊社が提唱する働き方改革で生産性向上を図るための考え方。4つの変えるで好循環構造を確立する! - 情報資産としてのこれからのデータの扱い
情報共有で担当者の制約をなくす事に加えて、これからのAi時代を見据えたら欠かせない経営課題!
(2)セミナー全体の評価
今回のセミナーでは、講師を含めて運営スタッフ3人という少人数での運営でしたが、約9割りのお客様から「満足・まぁ満足」と大変、高い評価と頂きました。特に、約4割のお客様から、5段階中で5点(満足)の評価を頂くなど、非常に有難い評価を頂きました。
ただ、一方でご期待に沿う事ができずにマイナス評価があった事も真摯に受け止め、次回セミナーでは更に高い評価を頂けるように、今後も改善を続けていきます。
(3)参加者の皆様から頂いたコメント
- 業務の見直しの進め方については大変参考になったので是非、弊社でも取組んでいきたいと思いました。(製造業・電子部材等)
- 経営課題として継続的に取り組んでいくものである事がよくわかりました。(これまでも)『一過性のものやビックバン方式で取組みが出来たから、今後もこの方式でやればよい』という(単純な)ものではない事がよくわかりました。(サービス業)
- チームワークの強化やコミュニケーションの充実を通じて働き方改革を推進するというセミナーが多いが、実際のツール(RPA)も含めて紹介する実践的なセミナーであったので、これならうちも出来るかも、と思わせてくれました。(繊維)
- 個別のソリューション以前の原義的な考え方を整理・理解するのに役立ちました。(製造業・化学系)
- RPAの説明が充実していてコンサルさんらしい内容で良かったです。特に、CIOさんの関わり方の部分は興味深く聞かせて頂きました。ただRPAの事例がExcelに寄り過ぎていて生産管理システムとのデータ連携を工夫すればマクロだけで実現可能な内容でもあったと感じました。(製造業・車輌部品)
- AIやRPAを活用した働き方改革の検討をしていく中で、働く場所の見直しも同時に情報収集していましたが、業務の進め方は時間の短縮だけでなく、業務の見直しが重要ということを確認できました。(製造業・化学系))
- 講師の声が大きく、かつメッセージが分かり易い。期待以上。但し、RPAのパートは期待以下。働き方改革というテーマとRPAを無理やり結び付けたセミナー構成が問題。(製造業・化学系)
- 前提として労働生産性が伸びていないのはGDPの成長が足りないからで、就労人口が減少している中でも現場の生産性は改善しています。GDPが伸びないのは企業の売上が成長していないから。従って、問題は現場より経営側にある様に感じます。(輸送)